格安SIMブランドのIIJmioは「ギガプラン」の料金を4月1日に改定すると発表しました。月に20GB使える音声付きプランが月額2000円（税込、以下同）と、消費税込みでも端数がなく分かりやすくなります。IIJmioのギガプランについて、5つのポイントでチェックしていきましょう。
IIJmioの「ギガプラン」とは
「ギガプラン」は、MVNO（格安SIM）ブランドのIIJmioが2021年4月1日から提供しているプランです。似た名称としてNTTドコモが「ギガホ プレミア」などのプランを“ドコモのギガプラン”と総称していますが、それとは別ものですのでご注意下さい。
IIJmioのWebサイト（出典：IIJmio）ギガプランのサービスは「音声SIM」「SMS機能付きSIM」「データ通信専用SIM」「eSIM」に分かれており、料金はデータ容量に合わせて5段階に設定されています。通信回線はドコモ回線とau回線の2種類ですが、データ通信専用SIMとeSIMはドコモ回線網のみ。
なお、5Gオプションは無料で利用可能ですが、ドコモ回線のSMS機能付きSIMとeSIMは5Gに非対応です。5G利用の有無は、毎月何度でも切り替え可能です（※ただし、タイプA回線の場合は、1日1回のみ）。
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IIJmioの「ギガプラン」基本料金は850円〜2000円
ギガプランの月額基本料金は、2022年4月から次のように改訂されます。スマートフォンで利用する音声SIMの場合で、月2GBのプランは850円、4GBなら990円、8GBは1500円、15GBは1800円、20GBなら2000円です。
4月以降のギガプラン新料金（出典：IIJmio）すでに契約しているユーザーは自動的に新料金が適用されます。今から申し込んでも十分お得ですね。IIJの光回線サービス「IIJmioひかり」とセットで契約すると月660円が永年割り引きになる「mio割」も継続します。
eSIMに関しては料金は据え置きです。しかし通常のデータ通信専用SIMよりも価格が安く、2GBの場合、データ通信専用SIMは4月から月額740円なのに対し、eSIMは440円で済みます。iPadなどのeSIM対応端末で運用する場合におすすめです。
また3月31日までにギガプランを申し込んだ場合、「4年連続シェアNo.1キャンペーン」が適用され、初期費用の割引特典と12か月間の1GB増量特典を受けられます。さらに、3月1日から5月8日までに加入すると、「IIJmio10周年記念キャンペーン」として最大10TB分のデータ量を抽選でプレゼントする企画も実施中です。
IIJmioのWebサイトで「eSIM（データプラン ゼロ）」をチェック！IIJmioのWebサイトで「ギガプラン」をチェック！Amazonで「エントリーパック」（契約用パッケージ）をチェック！IIJmioの「ギガプラン」音声通話の料金は？
音声通話料は11円／30秒の従量制です。以前は22円／30秒でしたが、2021年9月に半額へ値下げされました。
また、加入者向けの通話アプリ「みおふぉんダイアル」を利用し、同一のmioID内で契約中のみおふぉん同士で通話した場合には、「ファミリー通話割引」の対象となり、8.8円／30秒で通話できます。
みおふぉんダイアル用の通話定額オプション（出典：IIJmio）通話頻度が高い人向けには、みおふぉんダイアル用の通話定額オプションが提供されています。「通話定額10分+」（700円）と「通話定額5分+」（500円）は、それぞれの時間内の国内通話が何度でもかけ放題になるオプションです。
さらに2021年12月からは、無制限で国内通話が無料になるオプション「みおふぉんダイアル かけ放題+」も開始。こちらの料金は1400円です。これらの通話オプションは、4月30日までの申し込みで、13カ月間410円引きになるキャンペーンも行っています。
IIJmioのWebサイトで「ギガプラン」をチェック！Amazonで「エントリーパック」（契約用パッケージ）をチェック！IIJmioの「ギガプラン」データ容量は繰り越しできる？
ギガプランは余ったデータ容量（パケット）を翌月まで繰り越すことが可能です。また、同一IDで保有する複数回線間でのデータ容量シェアやプレゼントといった機能も備えます。
データ容量のシェアおよび移行（プレゼント）の利用イメージ（出典：IIJ）専用アプリで高速通信のオン／オフもできます。オフにすると通信速度は最大300kbpsになりますが、月々のデータ量が消費されないため、通信量を節約できます。ただし、高速通信をオフにした状態で、3日あたり366MBを超過した場合、さらに制限がかかる場合があります。
IIJmioのWebサイトで「ギガプラン」をチェック！Amazonで「エントリーパック」（契約用パッケージ）をチェック！IIJmioで販売されている主な端末
IIJmioではスマートフォンやタブレット、モバイルWi-Fiルーターなど豊富なデバイスがセット販売されています。
販売端末の一部（出典：IIJmio）選べる機種は、2〜4万円台のお買い得モデルから、6〜8万円台の主力モデルまで幅広くそろっています。また、約10万円の「AQUOS R6」や、約15万円の「razr 5G」など、高額な端末の取り扱いもあるのが特徴です。
iPhoneシリーズは中古の未使用品や美品を取り扱っています。22年3月時点では、「iPhone 12」や「iPhone 12 mini」「iPhone 11」「iPhone 8」などが用意されていることが確認できました。
また、「HUAWEI FreeBuds 4」や「OPPO Enco Buds」などのフルワイヤレスイヤホン、「OPPO Band Styel」や「Xiaomi Miスマートバンド 6」「HUAWE Band 6」といったスマートバンド製品なども取り扱われている点に注目です。
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