フェンダー、Chicagoのテリー・キャスへのトリビュートモデルを国内発売

フェンダーミュージック（以下、フェンダー）は、アメリカのブラスロックバンド”Chicago”のギタリストであったテリー・キャスへのトリビュートとして、フェンダー・カスタムショップによる最新ギター「Limited Edition Terry Kath Telecaster」の日本国内での発売を発表した。現在、フェンダー・カスタムショップ ショーケースディーラー「FENDER SHOP in MIKI GAKKI AMERICAMURA」にて受付を行っている。希望小売価格は2,709,300円。

フェンダー・カスタムショップ設立前から独自で複雑なギターカスタマイズに取り組み、Chicagoのライブで演奏されてきたテリー・キャスのテレキャスターを、今回フェンダー・カスタムショップで再現するというプロジェクトが発足。本作品を担当したマスタービルダーのデニス・ガルスカは、ピッグノーズステッカーからガムテープで封じられたボディのバックキャビティまで、あらゆるカスタム要素を含めて、細部まで忠実に再現した。全世界で限定50本のみ製造される予定となっている。

テリー・キャスはブラスロックバンドとして名高い、 ”Chicago”のオリジナルメンバー。「サタデイ・イン・ザ・パーク」などのヒット曲で知られるChicagoの、最初の黄金期を支えたが、78年に不慮の死を遂げる。バンドは、2016年にはロックンロールの殿堂入りを果たし、2017年にはドキュメンタリー映画も公開。今なお、躍進を続けている。