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サウンドバーでも包囲感抜群! JBL Bar 5.0 MultiBeamでジャスティスリーグ

お手軽の代名詞、サウンドバースピーカーも大きく進化している

前回紹介したソニーのHT-A9は20万円超の製品ながらも好評で、発売以来品薄の状況が続いている。2012年にDolby Atmosを採用した映画「メリダとおそろしの森」が公開されてから10年近くになり、現在発売されているAVアンプはDolby Atmos対応が当たり前、BDレコーダー/プレーヤー、薄型テレビなども同様と環境は十分に整っている。

サウンドバーでも包囲感抜群! JBL Bar 5.0 MultiBeamでジャスティスリーグ

しかし当初は、普及は順調には進まなかった。熱心なAVファンはAVアンプなどが対応しはじめるやすぐにDolby Atmos対応の環境を整えたし、その一人である筆者は、1992年に登場したディスクリート5.1ch、デジタル記録の「ドルビーデジタル」以来の大きな進歩だと思ったし、DVD時代にホームシアター機器が爆発的に普及したときのようなことが再び起こるとさえ思っていた。

現実がそううまくいかなかったのはご存じの通り。Dolby AtmosやDTS:X、Auro 3Dといった「立体音響」と呼ばれる最新のサラウンド方式は、高さ方向の空間再現のために天井へのスピーカーの設置が必要で、家庭での設置のハードルが上がってしまい、普及を妨げてしまったのだ。もちろん、天井の反射を利用して高さ方向の音を再現するドルビーイネーブルドスピーカーも早期から登場しているなど、設置を容易にするための製品も登場していたが、標準的な5.1chサラウンドでも部屋の後ろに置くスピーカーが邪魔になりがちなところに、さらにスピーカーの本数が増えるとなると、それだけで実現までのハードルは高くなってしまう。

このように、なかなか普及が進まなかったDolby Atmosだが、従来の5.1ch構成のシステムでも仮想的に高さ方向の音を再現できる技術「ドルビーアトモス・ハイト・バーチャライザー」のような技術が登場してから、カジュアルな製品でもDolby Atmos対応モデルが登場してくるようになる。設置のハードルの高さも、普及の進んだワイヤレススピーカー技術を採り入れることで設置はずいぶんしやすくなった。このように状況が整ってしまえば、後は魅力的な製品や映画があれば起爆する。そのタイミングにうまく乗ったのが、HT−A9だったわけだ。

HT-A9はその実力こそ本格的だが、価格も本格的で、誰もがすぐに20万円超の値段を出せるわけではないところがネック。しかし、すでに述べたようにサウンドバーでもここ最近急速にDolby Atmos対応モデルが増えてきており、ドルビーアトモス・ハイト・バーチャライザーのような技術のおかげでその効果も十分に立体的なサラウンドを楽しめるものとなっている。そんなモデルで、筆者自身も驚いたほど豊かな立体的サラウンドを実現したのが今回紹介するJBLの「Bar 5.0 MultiBeam」(実売約3万9,800円)だ。

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